芥川賞・直木賞より売れる!新井賞とは?

芥川賞直木賞より売れる!新井賞とは?

小説家にとって有名な文学賞といえば芥川賞、直木賞が思い浮かぶと思いますが、新井賞というものをご存知でしょうか?

作家や出版業界の間でいま新井賞が話題になっているそうです!

新井賞を受賞した作品は芥川賞、直木賞よりも売れる!とも言われています。
そこで今回は新井賞とはなんなのか、なぜこんなに話題なのかをご紹介致します。

新井賞とは?

新井賞とは、三省堂で働く書店員の新井見枝香さんが実際に読んで一番おもしろかった本に送る賞です!
新井さんは、自分で面白いと思った本が直木賞に選ばれず、こんなに面白い本が世の中に伝わらないのは残念だ、ということで2014年に作ったのが始まりです。

新井賞なんてものを作ったら上司になんか言われそうですが、なんと上司には言わずに個人で勝手に本に帯を巻いて始めてしまったんだとか!

新井賞の選考基準は新井さんが半年の間に読んだ本の中で一番おもしろい本だそうです。

新井賞の発表日は偶然ですが、芥川賞、直木賞と同じ日に発表されます。時間もほぼ同時。
つまり年に2回発表されます。

新井賞は新井さんが勝手に始めた賞なので芥川賞、直木賞とは違って、賞金はありません

なぜ新井賞が話題なの?

なぜ新井賞が話題なんでしょうか?
それは新井賞に選ばれた作品が芥川賞、直木賞よりも売れている、というのが一番の理由だと思われます。

ではなぜ新井賞に選ばれた作品はそんなに売れるのでしょうか?

本屋さんに行った時、書店員さんが書いたPOPがあるとつい気になって本を手にとってしまう、といった経験はありませんか?
芥川賞や直木賞は大ベテランの方が選ばれた作品なので、面白い作品であることは間違いないでしょう。
しかし、新井さんは一読者として読者の近くに立って選んでいるので、読者にとって身近に感じられ、共感を生んでいるところが多くの人に読まれている要因なのではないでしょうか。

新井さんの本を選ぶ嗅覚はプロの作家さん達も認めており、テレビの取材中に「このミステリーがすごい!」大賞受賞をしたことがある中山七里さんが新井さんに直接発売前の新刊を手渡していました。

新井見枝香さんとは?

プロフィール
  • 名前:新井 見枝香(あらい みえか)
  • 年齢:30代
  • 出身地:東京
  • 仕事:書店員

新井さんは小さな頃から本が好きで、本への愛であふれています。
プライベートでも本屋に訪れ、本への愛があふれすぎて本と会話をするほど!

更にインターネットカフェに寄って、自宅から持ってきた本を読書するそうです。
飲み物が飲み放題で他に何もすることがなく、読書に集中することができるのでインターネットカフェで本を読むんだとか。

そんな新井さんのご自宅にはテレビがなく、あふれんばかりの本が置いてあります。
テレビを買うお金があったら本を買いたいというほどで、友達の家に行くと逆にテレビが珍しくてテレビをすごい見ちゃうそうです。

部屋以外の場所、なんと靴箱の中にも本がびっしり!
ほこりもかぶらないので本を置くのにぴったりと仰ってました。

新井賞の受賞作品

2018年度・下で選ばれた作品はなんと小説ではなくコミックでした!
新井さんのツイートを見ると「新井賞が小説じゃなきゃいけないなんて誰が決めたよ」と書かれており、なんか親近感がわきますね

2018年度・下 『ダルちゃん』(1)(2) はるな檸檬

2018年度・上『ののはな通信』 三浦しをん

2017年度・下『砂上』 桜木紫乃 

2017年度・上『貘の耳たぶ』

2016年度・上『やがて海へと届く』 彩瀬まる 

2015年度・下『坂の途中の家』角田光代

2015年度・上『朝が来る』辻村深月

2014年度・下『イノセント・デイズ』早見和真

2014年度・上『男ともだち』千早 茜

まとめ

今回は新井賞とはなんなのか、新井賞が話題になっている理由についてご紹介致しました。

本にただならぬ愛情を注いでいる書店員の新井見枝香さんが選んでいる作品だからこそ、たくさんの人が新井賞の作品を読んでいるんですね!

本屋さんに訪れた際には新井賞の受賞作品を手にとって読んでみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です